■2022年 第2位 Jakub Szafrański(ポーランド)
PSALM 66
Q1.結果発表と演奏を聞いたときは、どんな気持ちでしたか?
YouTubeで受賞の知らせを聞いたときは、とても嬉しかったです。しかし、私が一番楽しみにしていたのは、The Metropolitan Chorus of Tokyoの演奏です。初演を待っている間は、作曲家の人生の中で唯一無二の時間だと思います。
Q2.このコンクールを知ったきっかけは?応募しようとおもったきっかけは?
The Metropolitan Chorus of Tokyoと指揮者の松下耕氏の実力を高く評価していたためです。4声(SATB)の混声合唱のための中級程度の短い曲というコンクールの形態が気に入っています。また、多くの応募がある(今回は135件)点です。このような応募の多さが、作曲家にとってユニークな作品を作ることにつながります。
分数の短い曲であり、プロ・アマを問わず合唱団が演奏できる曲を作るという点においては、楽譜の普及につながる可能性が高くなります。また、入賞作品は出版される可能性もあり、多くの合唱団と音楽を共有する絶好の機会でもあります
Q3.これから応募を考えている人へメッセージをどうぞ。
合唱曲を作曲しており、面白い声の使い方を知っている方なら、このコンクールはうってつけです。作品の長さが短いので、経験の浅い作曲家でも成功をつかむチャンスがあります。松下耕氏の指揮による特別な演奏で、初演を聴くことができるという点でも、応募する価値はあります。