受賞者インタビュー!
 
■2016年第2位 Matthew Lyon Hazzard(アメリカ、28歳)
Requiem Aeternam

1.このコンクールを知ったきっかけ、また応募しようと思ったきっかけは?
作品募集中の作曲コンクールが掲載された、作曲家向けのインターネットサイトでことコンクールのことを知ったよ。コンクールは自分の知名度を高められるし、自分の楽曲を演奏してもらえるきっかけのひとつだから、できるだけたくさんのコンクールに応募しようとしているんだ。あと、the Metropolitan Chorus of Tokyoに初演してもらえるかもしれないってことが、自分にとっては何よりも動機付けになったね。

2.受賞したときどんな気持ちでしたか?
自分トップ3以内に入っていると知ったときは夢みたいだったよ。このコンクールはレベルが高かったから、審査員ごとに程度の差こそあれ、注目してもらえたということがとても光栄だったよ。

3.初演をきいた感想は?
軽井沢国際合唱フェスティバルが、インターネットでストリーム配信されていたから、友達の家で初演は観ていたよ。演奏中は涙をこらえることができなかった。感無量だったよ。
松下先生は私の作品を完璧に解釈してくれたし、作品の真のメッセージ性を捉えていた。The Metropolitan Chorus of Tokyoは、作品を書いたときの私の気持ちや表現をそのまま音にしてくれた。期待を上回るすばらしい演奏だったよ。

4.これから応募しようと考えている方々へ一言メッセージをお願いします。
私はこのコンクールに二回参加しているんだ。一回目は上位10位にも入れなかった。でも二回目では二位をとることができた。たとえ1位になれなかったとしても是非参加し続けて!続けることこそが入賞するカギになるはずだよ。松下先生の音楽的才能とアンサンブル能力にはほかに並ぶものはない。私は今でも初演の音源を聴いているけれど、自分の作品を演奏してもらえるという貴重な機会があるから、挑戦してみようと思えるよ。

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