■2018年第1位 Carlos Coedero（ベネズエラ・26歳）
Ave, Regina caelorum

１．このコンクール知ったきっかけ、また応募しようと思ったきっかけは？
応募した理由は、世界中に自分の作品が配信される機会がほしかったから。松下先生と彼が指揮する合唱団の素晴らしさは知っていたから、（初演され世界中に配信されることが）とても特別な機会だと思ったよ。あと、松下先生と審査員たちに自分の音楽を知ってもらうことは、作曲家としてやり残したくないこと、長年の夢だったんだ。

２．受賞したときどんな気持ちでしたか？
嬉しさと驚きで胸がいっぱいだったよ！思わず笑みがこぼれたし、なんて幸運なんだと思わずにはいられなかった。表彰式がストリーミング配信されていたことも嬉しかったね。ベネズエラ、アメリカ、ニュージーランドまで全世界の人々と一緒に初演を観れたんだ。みな素晴らしい初演をわくわくしながら聴いていたと思うよ。

３．初演を聴いたときの感想は？
演奏はとても躍動的で、皆、なんて素晴らしい合唱なんだと口々にコメントしていたよ。幸せと感動で満たされていたし、演奏が終わったとき、この作品は世界に広まってほしいと思ったよ。合唱団の音楽性と、自分の作品に対する敬意と熱意に心から感謝しています。

４．これから応募を考えている人へメッセージをどうぞ。
すべての作曲家たちへ、この機会に挑戦して、自分達の作品をこの素晴らしいコンクールに送ることをおすすめするよ。それぞれのステップをこえることではやりがいがあるし、連絡もマメで丁寧だった。このコンクールは僕の人生を変えたよ。きっとみなさんにとっても、作曲家として成長できる機会になるはず。Ave,Regina Caelorumはこのコンクールがなかったら、演奏、出版されることはなかっただろうと思うよ。それに毎年驚くほど素晴らしい審査員たちに審査してもらえるしね！